野球経験の新卒向け自己PR例文集

【学生時代頑張ったこと】野球経験でのエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。

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野球経験の自己PR例文1

自ら進んで行動することで変化をもたらす事ができます。
体育会軟式野球部に所属し日本一を目指していました。

私達のチームは初め「能力があるのに結果が出ないチーム」でした。
結果が出ない原因をチームとしてのまとまりがないことだと考えました。

何故ならば1人がミスをしてもそのミスに対して注意をしたり、 改善点を言ったりする選手が少なかったからです。

そこで1つのミスに対して全員が意見を言えるチームにしたいと思い、練習の最後に2グループに分かれボールを取る練習を行い、1人でもミスをした場合はグループ全員で初めからやり直す練習を毎回やろうと提案しました。

また提案するだけではなく、ミスをしてしまった者に対しては、次はミスしないように「チームで一番元気を出そうぜ」と盛り上げる言葉をかけたり、何が原因でミスをしたのか「必ず周りに意見を求めるようにしよう」と言い続けました。

全員がミス無く達成できた時には言葉で言い表せないほどの一体感があり、ミスした者が意見を求める前に原因を指摘している選手が練習ごとに増えて行きました。

その結果1つのプレーに対し全員が意見を言い合うチームに成長し、秋季リーグ戦で9年ぶりの優勝を果たすことができました。

これに驕ることなく練習し、二年以上の間チームの攻撃の土台を支えました。
地道なことにも努力を惜しまず、結果を出していくことが出来ます。

~ワンポイント添削~

 「大学」の軟式野球部と書いておく方がいいですね。
チーム内で何かの役職に就いていたのなら、それも書いておきましょう。

秋季リーグ戦をもう少し具体的にかくといいですね。
全国大会なのでしょうか。また、何チーム出場したのでしょうか。

客観的な大会の規模などを一瞬で判断できるように書いておきましょう。

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野球経験の自己PR例文2

【行動無しには変化無し】

2年連続、大量失点による敗戦投手。
12年以上続く野球人生で1番の挫折が私を主体的に行動する人間へ変えた。

大学3年の時、準硬式野球部の部長になり、3年を集め〈楽しみの中に厳しさ〉というチームの方向性を決めた。

自らは手本となるように集合の30分前に集まって練習を行ったり、練習試合のビデオなどから相手チームの分析を行い捕手の配球の参考にした。

また、必勝祈願を兼ねた「祈願マラソン」や守備位置を交代していく「ジョブローテーションノック」を企画するなど、マンネリになりがちな練習に新しい風を吹きいれた。

この結果、個人としては北信越選抜に選出され、 後輩からも「良い意味で厳しくなった」と言われるようになった。

チームとしては練習試合ではあるが秋季大会の優勝校に勝利することができ、最後の大会に向けて自信になった。

「行動すること」これが私の人生を有意義にするためのツールである。

~ワンポイント添削~

野球の練習に独自の工夫を加えていたり、自分自身の信念も培っていったことも共感できます。

後は面接でもっと話を展開するための話題を深めていく事です。

「部長としてどのようにリーダーシップを取ったのか?」 などは、企業側としてはとても興味があると思います。

おそらくいろいろな考え方の人がいたと思いますが、どうやってひとつの方向に引っ張っていきましたか?

何か人間関係のトラブルはありませんでしたか?

そのような問題から何を学んだのかまで考えていくと、もっとエピソードに迫力が出てきます。

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野球経験の自己PR例文3

私は組織のチームワーカーとして力を発揮できることができます。

小学生のころから今まで13年間野球を続けてきて、チームワークの重要性と協調性の大切さを知りました。

高校の頃、最後の夏の大会でベンチに入れなかったときも、大学で怪我をして試合に出られずに苦しんでいたときも、私はとにかくチームの一員である以上、今自分がチームのためにできることを考え行動に移してきました。

団体競技というものは1人の力やレギュラーだけの力では絶対に勝てません。

自分は野球という団体競技でこのことの意味を理解し、動いていくことでチームワーカーとして貢献する力を身につけることができました。

私は貴社に入っても以上の経験を生かし、常に今自分はどのような立場にいて、どうすれば組織の力になることができるかを常に考え、自ら動くことのできる貴社にとって欠かすことのできない人材になります。

~ワンポイント添削~

怪我をして試合にでれなかった時、実際にどのような行動でチームに貢献されたのか、具体的なエピソードをまじえて書いて下さい。

あなたのそのような行動が、周りの方からどのように評価されていたのか、その客観的な声もあると、さらに説得力がでます。

また、チームワークがあるチームと、ないチームでは、どのような違いがあるのか。チームワークを強くするために、大事なこと。

野球でいえば、レギュラーではない方の役割の大きさを具体的なエピソードと共に、自己PRに可能な限り落とし込んでみて下さい。

これらの事は、履歴書に書かなくても、面接でチームワークについて語る時に、まとめておくと良い内容です。

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野球経験の自己PR例文4

私は困難にぶつかっても粘り強く乗り越えることができます。
私は小学校から野球を13年間続けています。

その中でも、高校の硬式野球部は特に力を入れて取り組みました。
 総勢70名以上の部員の中から試合に出るために、自分には何ができるだろう。

 考えたときに、「人が苦手にしていることを自分の得意にしよう」と思いました。

そこで「逆方向に強い打球を打つ」ことを自分のものにするため、日々意識的に練習に取り組みました。

タイミングの取り方、スイングの角度、体重の乗せ方など様々な壁にぶつかりましたが、 周りの仲間にアドバイスをもらい、先輩のプレーを研究し、自分なりの練習を行うことで 最終的には逆方向にホームランを打つこともできるようになり、レギュラーの座をつかむことができました。

以上のような経験から、私はこれから困難にぶつかっても、原因を分析し、人の意見を素直に聞き入れ、問題と真摯に向き合うことで乗り越えることができると確信しております。

~ワンポイント添削~

最初の一行目の長所を、もっと良い表現にしたいところです。
「私は困難にぶつかっても粘り強く乗り越えることができます。」 というのは、ありきたりな長所になっています。

私がとても素晴らしいと思う部分は、下記の部分です。

>「人が苦手にしていることを自分の得意にしよう」

ここを、最大の長所にして、一行目に表現してみては如何でしょうか。

例えば、「大勢の中でも自分を活かし、必要な存在になることができます」

というような長所を一行目にもってきて、「それは13年間の野球への取り組みで学びました・・・」というような文章展開にすると、より長所を際立たせます。

大勢の中で、自分自身が必要な存在になるためには、「人ができない事を、得意にする」というような考え方、「人がやりたくないことをやる」という事は、とても大事な自分を活かす道です。

その路線での自己PRを作成すると、とても良い自己PRになります。

あと、最終的にはレギュラーになれた年次と、1年生の時は、全体の中でどのような位置づけ、レベルだったのかも書いておくといいです。

最初からレギュラー候補だったのではなく、そのような努力の結果、長所を活かして、レギュラーを獲得できたという流れにするといいです。

>私は困難にぶつかっても粘り強く乗り越えることができます。

>私は小学校から野球を13年間続けています。

「私は」という主語は、省きましょう。文章のテンポが良くなります。

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