【学生時代頑張ったこと】スーパーでのアルバイト経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。
スーパでのアルバイト経験の自己PR例文1
私は「全体を見渡して行動できる力」があります。
スーパーでの品出しに関して、当初は社員の方が指示した商品だけを出すのに必死でした。
しかし、社員の方も常に売場全体を見るのは困難なため、このやり方では機会ロスを出してしまう恐れがあると思いました。
なので品出しの際、必ず別の棚にも気を配って見るようにし、自ら考えて補充するよう心掛けています。
また、その際お客様にも目を向け、お困りの事があればすぐ駆け付けれるようにしています。
その結果、売場を任せてもらえたり、お客様から「ありがとう」と言って頂ける機会が増え、やりがいに繋がりました。
この経験から、一つの事にとらわれず、周りを見渡す幅広い視野を持って物事に取り組む重要さを学びました。
~ワンポイント添削~
長所を「全体を見渡して行動できる力」というと、非常にレベルが高くなり、漠然とした印象を受けます。
私が感じたのは、与えられた仕事ができるようになったら、さらに自分にできることを考えて、行動できる。
そしてそれが自分の喜びや、やりがいにつながっていく。
そんな事を経験してきた方だと思います。
それは働く上でとても大切な事です。
そのあたりの切り口で長所をアピールした方が、あまり大きく表現しすぎずに、面接官には伝わりやすいです。
スーパでのアルバイト経験の自己PR例文2
【お客さまに尽くす人間】
スーパーのレジのアルバイトです。
新人研修でレジの扱い方や、接客用語、おじぎなどの礼儀を教わりました。
しかし、具体的にどのような接客をすると、お客さまにとって気持ちの良い応対になるのかまでは、研修だけではわかりづらかったです。
そこで、買い物をするときは、店員さんの対応を意識しながら、買い物をするようにしました。
さまざまな店員さんを見て感じたことは、笑顔と明るい声があるのとないのとでは、店員さんの印象の残り方が違うということでした。
お客さまに接するときは、研修で教わったことはもちろん、明るい声で話すこと、どのお客さまに対しても笑顔でいることを忘れないように心がけました。
結果、「頑張ってね」と応援されたり、「楽しそうに働くね」、「感じが良い」と言われたりと、さまざまなお客さまが名前と顔を覚えてくださるようになりました。
また、商品を袋に入れたり、レジから台まで運んだりなどのお手伝いをして、お客さまに「ありがとう」と言われると、力になれてうれしいと感じました。
今後もこの心がけを忘れずに、お客さまに尽くす人間でありたいです。
~ワンポイント添削~
「お客様に尽くす人間」というのは、自己PRの長所としては微妙な表現ですねので、もう少し別の言い方にしたほうがいいです。
確かに「お客様に尽くす」というのは、一見すると素晴らしい印象を受けますが、それだけでは利潤を追求する企業人としては、物足りない印象を受けます。
少し厳しいですが、サービス業で「明るい声」「笑顔」が大切であることは、当然ともいえます。
そこからもう一歩進んだ工夫をしてきたことをエピソードにしたいところです。
今後は長所の明確にして、それを証明するエピソードを深めていくといいですね。