【学生時代頑張ったこと】居酒屋、レストランでのアルバイト経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。
このページの内容は
カレー専門店アルバイト経験の自己PR例文
【カレー専門店で気配りの接客を実践】
私の強みは、いつも人の話を真剣に相手の立場になって聞き、それに対して全力で答える姿勢を忘れないことです。
私はカレー専門店でアルバイトをしていますが、注文の仕方が独特なので、よく「ライスの量を増やせるってどういうこと?」と質問を受けます。
それだけの質問ですが、毎回相手の立場になってお客様の表情を読み取りながら聞くことで、お客様が本当に聞きたいことの意図を理解します。
例えば、ライスの量の増やし方のシステムを教たり、ライスの量が普通サイズでどのくらいかから説明するなど、お客さまによって本当に求める答えは若干異なります。
それに対して機械的に受け答えするのではなく、的確に全力を持って答えるようにします。
それによってお客様から感謝の言葉を頂くことができましたし、受け答えの時間も短縮することができました。
~ワンポイント添削~
カレー専門店でアルバイトをする中で、いろいろと工夫したことはありませんか。
その1つが、お客様とのやり取りの一幕もあるのでしょうが、もう少しインパクトのあるものが欲しいところです。
何年も続けていたのであれば、後輩を教える事もしていたのではないでしょうか。
後輩を育てていく過程で何か失敗しながらも成長していったストーリーはありませんでしょうか。
そのあたりのエピソードをしっかりと固めていくと深みのある自己PRになると思います。
飲食店アルバイト経験の自己PR例文
【積極的に行動し問題を解決する力】
私は『積極的に行動し問題を解決する』ことに自信があります。
なぜかといいますと、アルバイトをしている中でお客様へのサービスが十分でないことに気付き、それを改善するために行動をした結果、サービス面とビジネス面の両方で効果を上げることができたからです。
飲食店のアルバイトで接客をしている際、料理に関する知識不足と提供時間の遅さを感じました。
『お客様により満足をして頂きたい』という思いから、私は実際にキッチンで仕事を手伝い、料理の知識を養うと共に、料理を提供するまでに時間が掛かる原因を見つけようと思いました。
その結果、時間が掛かる原因として料理の下準備に手間が掛かるということが分かりました。
その負担を減らすため、手が空いている時は下準備を手伝い、ドリンクを自分で作るようにしました。
そうしたことにより、キッチンの人が下準備に集中でき料理の提供時間を短縮することができました。
提供時間を短縮させたことにより回転率が上がり、ランチ時の売上げを1.5倍アップさせることができました。
また、料理の材料や作り方を知ったことにより、アレルギーを持ったお客様に対応できるなどサービスの向上も図れました。
貴社でもお客様のニーズを読み取るため常に周りの声を聞き、そのニーズに応えるため全力で行動をしていきたいと思っております。
~ワンポイント添削~
「負担を減らすため、手が空いている時は下準備を手伝い、ドリンクを自分で作るようにしました」とありますが、これはあなた自身だけでなく、ホールで配膳をしている全てのスタッフがしていたことでしょうか。
あなただけでなく、「全てのスタッフがこのような行動をとれるように仕組みを作った」という方が良いですね。
キッチンのスタッフは手伝ってもらえるようになり、とても仕事がスムーズになったと思います。
その分、逆にキッチン以外のスタッフの負担は増えたと思います。
そのあたりはどのように対応したのでしょうか。ぜひ知りたいところですね。
レストランアルバイト経験の自己PR例文
「相手が求めていることを判断し、行動します」
5年間続けているバイキングレストランでのアルバイトで、お客様に満足して頂ける店作りに尽力してきました。
写真を互いに撮影しているお客様には積極的に「お撮りしましょうか?」と声をかけ、ご予約されずにいらしたお客様がお誕生日だと知ったときは、キッチンのスタッフにお願いし、記念日のケーキをサービス致しました。
「素敵な誕生日を過ごせました。ありがとうございます。」と言って頂けて嬉しかったです。
この経験を通して相手のことを思いやる大切さを知り、お客様に喜ばれる接客ができるようになりました。
相手が求めていることを判断し、行動に移す能力を、貴社で活かしたいです。
~ワンポイント添削~
レストランでのアルバイトを自分なりに工夫して、お客様に喜んで頂いてきた経験はとても大切で、素晴らしいですね。
その上でさらに自己PRをどうすればより良いものにしていけるかですが、例えばご自身だけの工夫で成果を上げるというよりも、ご自身のアイデアを多くの人を巻き込んで成果を上げるという経験があれば、その方がより魅力的な自己PRになりますね。
多くの方と一緒になにかをする際には、必ずトラブルがあるものです。
その中でどのようにご自身の長所を発揮して、成果を目指していけたか。
そのような経験はとても貴重なものです。
キッチンスタッフの方に誕生日ケーキをお願いするにしても、普段からコミュニケーションがとれていないと「いざ」という時に、あなたの希望を聞いてもらえませんよね。
普段からあなたはキッチンの方との関係を大切にされていたのだと思います。
そのあたりのご自身の考え方などもまとめておくと、より自己PRに深みが増します。
飲食店アルバイト経験の自己PR例文2
「決して諦めない粘り強さ」と「目標達成意欲」があります。
私は人見知り改善と貯蓄のために始めた飲食店のアルバイトでは、始めはお客様とのコミュニケーションが上手く取れず歯痒い時期を過ごしました。
「これではいけない」と思い、先輩方の接し方を見たり書籍等で研究をして行動した結果、常に相手のニーズを考える事ができ、お客様には「あなたがいると来て良かったと思う」と常連客ができるまでに成長をする事が出来ました。
この経験を生かして何事にも恐れずチャレンジ出来るように心がけています。
~ワンポイント添削~
長所を2つ書かれていますが、1つに絞りましょう。
少ない文字数の中では、 あれもこれもと説得力を持って長所をアピールすることは難しいです。
1つに絞ることで焦点が定まって、その後の展開も書きやすくなりますよ。
コミュニケーションをとるのが苦手な感じで書いておられますが、そのあたりはあまり強調して書かずに、長所をアピールする方に文字数を使っていきましょう。
あまり多くを語らない方だからこそ、相手の気持ちがとてもお分かりになるのだと思います。
それがお客様からのお褒めの言葉につながっていると思います。
そのあたりを自己分析して頂いて、ご自身の長所を見出していかれては如何でしょうか。
自己PRは自己分析を深めていけばどんどん説得力が増して、良くなっていきますよ。
居酒屋アルバイト経験の自己PR例文
笑顔がずるい。なぜだかひきこまれる。
このように言わせてしまうスマイルが私には出来ます。
このスマイルを存分に振りまいている場所の一つ、オープニングから始め今年で2年目となる居酒屋でのバイトでの私を見てください。
店長から「○○がいると売り上げが確実に3、4万は増える」と言われます。
笑顔がずるいせいでお客様をとりこむ事ができます。
その一例として、テーブル席が満席で少し狭いカウンター席しか空いていなく、帰られそうになったお客様に少しでも私の店の良さを伝えたいのだ、そう思って、「私の店の鮭とイクラの石焼ご飯は食べないと損ですよ!」などと笑顔をたやさずお話をすすめていった時、
「おねえさんの笑顔がいいから、ここにするよ。」と言ってくれたときの、あの充実感は忘れられないでいます。
体調が悪かった時も、必ず笑顔だけは絶やしません。
お客様にとっては、私が体調が悪いなど全く関係ないのであって体調を理由にするのはもってのほか。
いつでもスマイル、そしてどんな時もスマイルです。
そしてずるい笑顔がモットーです。
~ワンポイント添削~
長所を1つに絞って、「笑顔」という一貫性でしっかりと具体的に書いているのはとてもいいですね。
今後の改善点としては、よりインパクトを持たせるかという点です。
「笑顔」という長所は、確かにあなたの1つの長所だとは思います。
その「笑顔」はあなたのどういう考え方、人間性から滲み出ているものでしょうか。
なぜいつでも「笑顔」でいれるのでしょうか?
なぜあなたの「笑顔」は他の人と違ってひきこまれるのでしょうか?
なぜあなたは、「笑顔」を大切にするのでしょうか?
そのあたりを自己分析してみて、自分の長所をより深めていくと、同じ文章でも、全く印象が変わってきます。より説得力が増します。
たこ焼き屋アルバイト経験の自己PR例文
【お題】:学校活動以外で力を入れたこと
私はたこ焼屋でアルバイトをしていた。
担当業務は接客、バック、たい焼きである。
その中でも私が特に力を入れていたのは、バック業務だ。
何故なら、食料や備品の補充を行うバック業務というのは縁の下の力持ち、店の根幹であると考えたからだ。
そして、その活動の中で私が心がけたのは、他のスタッフの邪魔になったり自分の他業務が疎かになったりしないよう、
適切なタイミングでバック業務を行うということだ。
この活動から私は、客観的に場を観察・分析し行動を決定する大切さを学んだ。
~ワンポイント添削~
前半のバック業務に関する話に入るまでは、省略しても良い内容です。
基本的には自己PRですので、バック業務の中で、あなたが学んだことや、やってきたことを中心に構成した方がアピールできます。
客観的に場を観察・分析し行動する大切さを、どのようにバック業務から感じとったのか、何かそれを勉強する出来事があったのか、もう少しそのあたりを詳しく知りたいですね。
それが自己PRに繋がると思います。