【学生時代頑張ったこと】コンビニエンスストアでのアルバイトエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。
このページの内容は
コンビニアルバイト経験の自己PR例文1
私のモットーは努力よりも戦術です。
頑張るだけなら誰にでも出来る。
どのようにして頑張るかが大切だと考えています。
コンビニエンスストアのアルバイトでオーナーに「パンの発注をお前にやってもらいたい」と言われました。
パンの発注はお菓子やジュースなどと異なり販売期限が短いというとても難しい仕事であることを知りました。
店長の期待に応えたいと思い、お店で扱っている商品の売れ行きと、売れる日売れない日を徹底的に調べ上げる「データ分析」。
新商品は必ず目立つようにし、 売りたい商品はレジ前に展開させるなどの「陳列の工夫」。
自分でお客様の目に止まるようなオリジナルのPOPの作成や、自ら声をかけて販売するなどの「宣伝」。
これら3つの「戦術」をあみだし実行しました。
その結果、パンの売り上げを伸ばし、廃棄の量を低下させることに成功しました。
そしていつしか周りの友人から「コンビニの店長」と呼ばれるようになりました。
この経験から「戦術」の重要さを学び、 私には「戦術をあみだす力」があることを実感しました。
御社で仕事をしていくうえでも、いち早く基本的な事を身につけ「勝つための戦術」をあみだし、活躍できる人間に成長していきたいと思います。
~ワンポイント添削~
非常によく書けています。
具体的で、読みやすいです。
売り方を様々工夫している等とても好感をもてる内容です。
あとは、「戦術」とまで書くのなら、パンの売り上げが前年比何%売れたのか、廃棄量を何%低下させたのかまで徹底して数字で書くといいですね。
>私には「戦術をあみだす力」があることを実感しました
この一行は少し面接官によっては、鼻につく表現になる可能性があります。
自己PRなので、アピールすることは大事ですが、傲慢と取られないようにだけ、表現には注意する必要があります。
コンビニアルバイト経験の自己PR例文2
コンビニエンスストアのアルバイトをはじめたころは、接客に対する姿勢が甘く、そのせいかミスも目立ちました。
「アルバイトもお金を貰っているんだからプロ意識を持ちなさい」と店長に指摘され私は接客姿勢を大きく変えました。
大きな声ではきはきと返事と挨拶をすることと常に緊張感を持って仕事に取り組むことを心がけました。
その結果、仕事のミスも減り、お客様とのコミュニケーションの機会も増えました。
この経験から、プロ意識を持って仕事に取り組むことで、コミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
御社に入社した際には、先輩社員とのコミュニケーションを進んで行い、様々な知識や技術を吸収していきたいです。
~ワンポイント添削~
文章全体が抽象的な言葉が多く、あなたならではのエピソードや内容になっていません。
店長に指摘してもらい、どのような「接客姿勢」に変わったのか、「プロ意識」とは何か。
そのあたりがわかるように書くと、具体的になって説得力が増します。
コンビニアルバイト経験の自己PR例文3
私は誰かに喜んで頂けることにやりがいを感じます。
コンビニエンスストアで3年間アルバイトをしており、お客様から「どれがおすすめですか?」や「福岡、九州限定の商品はありますか?」というお尋ねがよくありました。
私はそのお声にお応えしたいという思いから店長に「お客様により商品の購入をしやすい環境つくりをしたい。」と提言し、人気商品のランキングやスタッフおすすめの商品を紹介したPOPを手作りしました。
その結果、紹介した商品の売り上げを約5%上昇するとともに常連のお客様からは「前よりわかりやすくなったね。」や「POPに書いてあったから食べてみるね。」との喜びのお声を実際に頂戴することができました。
この経験から単に商品を売るだけの仕事をするのではなく、商品とともにお客様に満足や喜びをお届けすることを考えながら仕事をするようになりました。
そして店長から「丁寧で気持ちの入った接客ができている。」と褒められ自信となりました。
~ワンポイント添削~
>私は誰かに喜んで頂けることにやりがいを感じます。
人に喜んで頂くことがやりがいになるというのは、 とても素晴らしいことですが、多くの方も感じていることでもあり、 自己PRとしては、インパクトに欠ける印象を受けます。
ここはあなたの性格的な長所に焦点を当てて、もう少しオリジナリティーを出したいところです。
ただ販売のアルバイトをするだけでなく、 色々とお店にとってプラスになることを考えて試行錯誤されて、 工夫をされてきたことはすごく素晴らしいことですね。
その上で、もう一歩、あなたらしさが象徴されるエピソードが欲しいところです。
何かとんとん拍子に良いように進んで行ったように書かれていますが、その中で壁にぶつかったこと等はなかったでしょうか。
そのあたりも思い出して頂いて、あなたがどんな人なのかを感じられる自己PRにしていってみてください。
コンビニアルバイト経験の自己PR例文4
昔働いていたコンビニエンスストアのお客様の顔・性格は覚えるようにしていました。
また、買われるたばこの種類や、レシートやレジ袋の有無などメモにとり、帰宅してから見直していました。
たばこは150種類程度あるため種類自体を覚えることも大変でしたが、自ら進んで工夫して行動することで、たばこはお客様が店に入って来られたときにはレジに用意しておくことができるまでになりました。
このようにすばやい対応ができ、お客様にも喜んでいただけ、さらには売り上げにも貢献することができました。
このように工夫して行動するとお客様に喜んでいただけると分かりました。
この経験をを活かすことでお客様の視点に立って仕事をしていきたい考えています。
~ワンポイント添削~
コンビニのアルバイトというエピソード自体が、それほど特別な印象を与えませんので、その分、内容が大切になってきます。
お客様ごとにレシートやレジ袋の有無などを把握することは、とても素晴らしい店員さんだと思います。
今ある内容にプラスしてさらにお店全体を巻き込んで取り組んで、何か工夫をされてきたことがあれば追加して考えてみてください。
コンビニアルバイト経験の自己PR例文5
私は、目標達成に向けて行動を起こすことができます。
約3年間続けているコンビニエンスストアでのアルバイトでは、クリスマスケーキの目標予約件数の達成に取り組みました。
まず声かけを徹底する必要があると考え、チェックシートを作り店全体で意識を高めました。
また、普段からなじみの常連のお客様には特に積極的に呼びかけた結果、「この間お隣さんにも声をかけておいたわよ。」と言ってくださることもあり、最終的には目標予約件数を達成することができました。
このことから、自ら考え行動することの大切さや、お客様との信頼関係の重要性を学びました。
この接客業での経験を、貴社で活かしたいです。
~ワンポイント添削~
具体的なエピソードを含めた、とてもまとまっている自己PRです。
とても良いのですが、もうひとひねりインパクトが欲しいところです。
このような行動を起こす中で、最初から最後まで皆で協力して取り組めましたでしょうか。
アルバイトであるために様々なモチベーションで働いていると思いますし、それだけにまとまりが悪く、思っていたように進まないこともあったのではないでしょうか。
そのあたりをどのようにご自身の長所を活かして、目標達成に向けて取り組んで行かれたのかを書いてみては如何でしょうか。
全てがとんとん拍子に上手くいったエピソードよりも、よりリアルで、真実味を感じる説得力のある自己PRになると思います。