販売員アルバイト経験の新卒向け自己PR例文集

【学生時代頑張ったこと】百貨店、ケーキ屋さん、アパレル店員など販売員、接客アルバイト経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。

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百貨店洋菓子売り場アルバイト経験の自己PR例文

【お題】:学生時代に力を注いでそこから得たもの

百貨店の洋菓子売り場のアルバイトに力を注ぎました。

【問題点】

 全国一位の売上げの店舗であり、非常に忙しく仕事が効率良く回らなかったことです。

辛くて同期が七人中五人もやめるという状況でした。

【対処法】

 自分の悪い点や出来ない点を考え自覚することから始めました。

そして、周りで仕事が出来る人の接客等を観察し、良い部分を吸収。

それらを自分なりに噛み砕いて仕事の改善に活かしました。

もう一つは自分のキャラを活かして従業員の方と積極的にコミュニケーションをとったことです。

このことで、周りの方から助けられることもありました。

【得たもの】

お客さまのニーズを読み取って、商品をお勧めすること、お客様が何を望んでいるかを考える問題認識力が身に付きました。

そして、辛い中、続けられる支えになったお客様の感謝の言葉からは、喜びとやりがいを得ました。最後に、アルバイトで出会った仲間たちです。

~ワンポイント添削~

 箇条書きのように書かれているのですが、言いたい事を簡潔に伝えるという意味では非常にわかりやすいのですが、自己PRと考えた時には、今一つ文章内容に引き込まれにくくなります。

それぞれを上手く1つの文章にしてつなげてみてください。

 「自分なりに噛み砕いて仕事の改善」をしたとありますが、ここを膨らませて具体例をエピソードに盛り込むと説得力が増します。

お客様のニーズをどのような工夫で読み取り、商品を選定されたのでしょうか。そのあたりを具体的に書いてみてください。

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アパレル販売員アルバイト経験の自己PR例文1

私には向上心があります。

飲食店でのアルバイトを高校生の時からしています。

しかし接客という仕事は飲食店の仕事だけではなく、社会人になる前に異なる職種も経験したいという思いからアパレルでの販売員に挑戦しました。

初めはお客様に話しかけることさえ出来ず、話しかけても無視されることが多くありました。

 服など売れるわけもなくとても悔しい思いをしました。

勤務後に他店の販売員の接客態度を見て回ったり、雑誌を見てコーディネートの研究を行ったりと限られた時間の中で毎日試行錯誤しました。

最終日には目標の4万円を超え、11万円の商品を売り上げました。

社員の方には「このままうちで働いてほしい、立派な店員さんになったね。」といっていただけました。

このように私は現状に満足することなく常に努力を惜しみません。

~ワンポイント添削~

 「向上心があります。」という表現では、ありきたりになりインパクトに欠けます。

もう少し興味をひくような長所に言い換えてみてください。

アパレルでの販売員でのエピソードを中心にするのであれば、冒頭の高校生の飲食店のくだりは省いてもいいです。

 文字数制限がありますので、一番伝えたいことだけをピンポイントで書きましょう。

>勤務後に他店の販売員の接客態度を見て回ったり、雑誌を見てコーディネートの研究を行ったりと限られた時間の中で毎日試行錯誤しました。

この部分が一番大切な長所を証明するエピソードになります。
ここをもっと詳しく具体的に書きましょう。

あなたの試行錯誤をもう少し披露してみてください。

そして、その結果どのようなことを学び、実践していったのかまで書くと、それが自己PRになります。

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アパレル販売員アルバイト経験の自己PR例文2

【真摯に向き合い、気が利くアパレル店員に】

私の強みは相手と真正面から真摯に向き合うことです。
百貨店の某ブランド服の販売員を3年間続けています。

その際、最も心掛けていた事はお客様の最高の笑顔を頂戴することです。

アルバイト先では自分らしさのある接客を求められていたので、始めのうちはお客様の質問に答えられないことが多々ありました。

そこで表示の見方や素材について調べ、また新商品と類似商品の値段の差や生地の薄さなど少しでも異なる部分を毎日チェックし、何を聞かれても万全の態勢でいました。

また、人の気持ちが一番表れる目と口元への意識をそらさないようにしています。

 応対中、お客様が一瞬でも目線を送った先にある商品をお持ちしたり、何の情報を欲しているのか目線を追って確認し、すぐ対応しています。

その結果とてもよく気が利く店員さんと評判になり、今では20名以上の顧客ができ、6名の社員と3名のアルバイトの内、毎月店長に続く2番目の売上を出しています。

~ワンポイント添削~

 とても素晴らしい実績をお持ちです。
3年間続けておられる継続力もとても評価されると思います。

アルバイトとはいえ、すでにプロの販売員さんと、同じレベルで仕事をされているのを感じます。

「売上を上げる販売員さんとそうでない販売員さんの一番の差はどこですか?など、面接で聞かれそうな様々な質問をあらかじめシュミレーションして、よりエピソードの内容に深みが増すように自己分析を進めていってください。

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ケーキ屋販売員アルバイト経験の自己PR例文

『現状に満足せず、相手を思って努力する』

 私は3年間、ケーキ屋で主に接客のアルバイトを続けています。

当初は150種類以上もの商品の値段や賞味期限、味を把握するのに必死で、お客様から「おすすめは何ですか?」「日持ちするものが欲しいのですが」といった質問や要望にすぐ応えることができませんでした。

これでは、お客様に不快を与えてしまうばかりか、お店の信頼にも影響してくると思いました。

そこで、試用期間は商品の値段と賞味期限を覚えることに徹底しました。

その後、実際に商品を買って試食し、自分の感想も含めてメモしたり、社員さんと意見交換しながら理解に努めました。

また、現在も季節やイベント毎に出る限定商品もあるので、試食や意見交換は欠かしません。

その結果、お客様の質問や要望に迅速に対応できるようになり、「ありがとう」と言って頂ける機会が増え、自信を持つことができました。

また「こないだの美味しかったよ」と言って頂けた時は、大きな喜びとやりがいを感じます。この経験から、自分のためだけでなく、相手のために努力することは、相手に喜びや感動を与え、かつ自分自身の自信とやりがいに繋がると感じています。

~ワンポイント添削~

3年間という長期間、1つの場所でアルバイトをされるというのは、とても珍しいですね。

それだけに様々、できることが増えていったのではないでしょうか。

 短期のアルバイトでは経験できないこと、 長期で働いたからこそ可能になったことを中心に話を展開すると良いですね。

商品知識や値段、賞味期限を覚えるというのは、膨大な商品数の中で、とても大変なことだと思いますが、お店に立つ以上ベースに必要な知識ですね。

 恐らく半年ぐらいで、そのあたりはクリアできたのではないでしょうか。

自己PRでは、そこからどのような仕事の工夫をしてきたかをポイントに、書く必要があります。

例えば、ケーキのクリスマス商戦などに、どのような仕事の工夫をしたり、さらに販売を拡大するためのアイデアを実践してきたか。

そのあたりが書けると、とても説得力のある自己PRになります。

ケーキ屋さんであれば、リピーターを得るために、どのような工夫をしたか、ディスプレイなどを自分なりに工夫したこと。また、同じ販売スタッフ同士で、目標を立てて進めたことがあれば、その中でご自身がどのような役割を果たせたか。

なかなか全ての項目で取り組んできた具体的なエピソードを書くのは、難しいかもしれません。ただ何か1つでもあれば、是非プラスアルファの要素として、自己PRに取り入れてみて下さい。

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バレンタインのチョコレート販売員アルバイト経験の自己PR例文

私は、精力的に行動することができます。

バレンタインのチョコレート販売のバイトをしたとき、私は高級感を売りにしているブランドの担当になりました。

元気に研修どおりに販売した1日目、売り上げは同じメーカーのなかで最下位でした。

それが非常に悔しくて、何とかして売り上げを伸ばそうと考えました。

そこで、単価が高いことから興味を持ったお客様に確実に買ってもらうことができたら、必ず売り上げは伸びるだろうと考えました。

他のメンバーとも相談して、客寄せ担当を一人、残りは足を運んでくださったお客様の接客担当に分けました。

そして、お客様をよく観察してお客様それぞれのニーズを汲み取ろうと努力し、一方的に話しかけないようにしました。

その結果、最終日には完売するほどになり売り上げを伸ばすことができ、店長さんにも「来年もよろしくお願いします。」と言っていただくことができました。

今後も自ら考え率先して行動していきたいと考えています。

~ワンポイント添削~

 長所をまず書いているのはいいですね。わかりやすいです。

 精力的という言葉が少し抽象的です。
もっと具体的な表現を使うとより伝わると思います。

「私は」という表現は基本的に必要ないので、省きましょう。
これを省くだけでもテンポがよくなります。

>他のメンバーとも相談して、客寄せ担当を一人、残りは足を運んでくださったお客様の接客担当に分けました。

なぜこのような役割分担をしたのでしょうか?
それがターゲットとしたお客様にあった接客の役割分担だったからでしょうか?

そのあたりをきっちりと書いておきましょう。

「最終日には完売するほどになり売り上げを伸ばすことができた」とありますが、他の店と比べたらどうだったのでしょうか?

比べることができたようですので、そのあたりも成果として表現しても良いと思います。

 

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