柔道・アメフト・ハンドボール経験の新卒向け自己PR例文集

【学生時代頑張ったこと】柔道、アメリカンフットボール、ハンドボール経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。

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柔道経験の自己PR例文1

【スポーツ推薦大学に勝った柔道部】

私は、『組織において自己能力を最大限に発揮』します。
事例として一つ挙げます。

私は部員20名の体育会柔道部に所属しています。
中高と比べ大学では、個人戦よりも団体戦の試合数が多くなりました。

出場していくごとに、個人の時よりも試合の勝敗によって、悲しさも嬉しさも何倍もの違いがありました。

部の目標として、スポーツ推薦大学に勝つということがあり、そこで、私は自己成長が部の勝利に貢献できると考え三つの実践を行いました。

一つ目、最後まで戦い抜くための体力づくりとして、練習開始前に走り込みを行いました。

二つ目、投げられにくい体づくりとして、練習終了後に筋力トレーニングを行いました。

三つ目、相手を投げる技を増やすために、技の研究を行いました。

以上のことを継続した結果、私が重量級選手に対して引き分けに持ち込んだことでスポーツ推薦大学に勝ち、そして歓喜に満ちた皆の顔は忘れられません。

このことから、自分の役割・能力を最大限に引き出すために、継続して行う努力が必要であることを学びました。

社会では、連携が必要な仕事には仲間と協力して成功へ導く力になります。

~ワンポイント添削~

>私は、『組織において自己能力を最大限に発揮』します。

「私は」は、自己PRの文章においては、全て省いてもOKです。

>事例として一つ挙げます。

この一行も省きましょう。敢えて書かなくてもわかります。

『組織において自己能力を最大限に発揮』と、長所にありましたので組織の多くの人達と切磋琢磨して自分を成長させることができるという意味かと思ったのですが、読ませて頂くと、自分自身をしっかりと律して、躾けることができる方なのだと解釈いたしました。

少し最初のタイトルと内容にずれがあるように感じます。

最初の長所を掲げていくのであれば、もう少し仲間との連携の中で、相乗効果を持って成長してきたストーリーにする必要があります。

個人戦と団体戦を経験してきたからこそ培えた経験は何ですか?

両方を知っているからこその強みがあるはずです。
そのあたりが長所に繋がっていきます。

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柔道経験の自己PR例文2

【分析力で初勝利!大学での柔道部】

分析力が売りです。 大学二年次より体育会柔道部に所属しています。

大学入学以前に本格的な柔道の経験はありませんでしたが、充実した学生生活を送りたいと考え、柔道部に入部しました。

柔道は脱力のスポーツです。

一見、柔道の試合では常に力を入れているように見えますが、力が入り過ぎていると技を察知されやすく、 自身も技をだしにくいため、脱力することが非常に重要です。

入部当初脱力の感覚がつかめず、原因を分析したところ、 試合に不慣れなことからくる緊張、投げられることに対する恐怖心、体力の限界から来る疲労が原因であると考えました。

そして、出稽古で緊張、投げ込みで受けの数を増やすことで恐怖心、走り込みで疲労を克服することで、次第に脱力の感覚をつかめるようになりました。

その結果、昨年の夏の大会では公式戦初勝利を飾ることができました。

このように、問題を分析し、適切な解決策を提案、実行できることが私の強みです。

~ワンポイント添削~

ご質問でもありました「分析力」という表現ですが、なんとなく長所をイメージできるという点では、悪くないのですが、 基本的には「○○力」という表現は、抽象的です。

あえて聞こえの良い表現にせずに、しっかりと「分析力」の中身を丁寧に具体的に表現した長所を、 一行目にもってくる方が良いです。

例えば、「1つの失敗から、その原因を丁寧に分析し、 改善するための努力を惜しみません。」 というような感じですね。

私が面接官なら、このように具体的に表現してもらった方が、 わかりやすいですし、ちゃんとご自身で自分の強みを分析できていると感じます。

抽象的な言葉は、どうしても曖昧な部分があり説得力に欠けます。

>大学入学以前に本格的な柔道の経験はありませんでしたが、充実した学生生活を送りたいと考え、柔道部に入部しました。

この部分は、 「柔道経験はありませんでしたが、何か1つの事と真剣に向き合い、充実した学生生活を送りたいと考え入部しました。」 というようにご自身の強い思いも含めて表現すると、 読み手に気持ちが伝わります。

大学2年次から未経験者が柔道部に入部するというのは、余程の思いがないとされないですよね。

それを上記の2行の中に、少しでも入れ込むと良いですね。

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アメリカンフットボール経験の自己PR例文

チームをまとめた大学でのアメリカンフットボール

【行動をおこすことの大切さ】

大学のアメリカンフットボール部に所属しています。

3年生になったときに、DFリーダーに任命されました。

DFリーダーになってからの初戦、チームはまとまらず、作戦の不備もあり大敗してしまいました。

周りからは「もっとしっかりやれよ。」「そんなんでこれから大丈夫なん?」といった批判がありました。

そこで、練習のある日は誰よりも早く練習に行き、練習中も積極的に声を出したり、他校の試合のビデオを見て分析したり、上位校の試合を見に行き作戦を研究したり、DFリーダーとしてチームをまとめる努力をしました。

そして、年間の1試合あたりの平均失点を約6点タッチダウン1本分減らすことができ、DFチームをまとめることができました。

また個人としてもチーム内の年間MVPを受賞することができました。
行動をおこしまわりを引っ張ることができる、これが私です。

~ワンポイント添削~

とても貴重な経験をされていますね。

 DFリーダーとしてご自身が引っ張ってこられた中で、どのような行動と考え方がリーダーとして大切かをまとめておくといいですね。

また引っ張っていく中で、あなたの考え方に皆がついてきてくれましたか?

 色々な衝突や問題(特に人間関係の中で)があったなら、それをどのように長所を活かして乗り切っていかれたかを書くといいですね。

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ハンドボール経験の自己PR例文

絶望から這い上がったハンドボール部

「恩に報いるということ」 この言葉が現在の私を形成している。
私は中学から大学までハンドボール一筋で過ごしてきた。

大学2年生時に負傷し、医師から復帰までに1年かかると告げられ絶望したことがある。

絶望の後、現役復帰するまでに至ったのは多くの人々への恩に応えようという信念があったからです。

監督、部員、家族が治療中いつも声をかけ励ましてくれた。

「もう一度一緒にプレーしよう」「はやく戻って来い」 信頼してくれる人の期待に応えたい。

今できる恩返しは復帰することだと感じ、それからは「復帰」という唯一の目標に向かって全力でリハビリに励んだ。

リハビリは長期間に及ぶもので挫けそうになる時もあったが、 試練を成長の為の糧と捉え、回復して一回り大きく成長した自分をみんなに見せたいと願った。

その結果、再びコートに立つことができた。

復帰した際、私に関わった人たちは皆喜んでくれた。

これから社会に出てもいろいろな立場の方々から有形無形の恩を授かることになると思う。

その恩に応えていくという考えで自分の仕事を捉え精進していきたいです。


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