【学生時代頑張ったこと】テニス部やテニスサークル経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。
このページの内容は
テニス経験の自己PR例文1
【コミュニケーション力を培ったテニスサークル】
私の強みは「指導力」です。
所属するテニスサークルでは指導者を務めていました。
私のサークルでは、経験者・未経験者を問わず、全ての部員が向上心をもって練習に参加しています。
それゆえ、全員が楽しめ、かつ成長できるように、膨大な量の雑誌やインターネットから情報を収集し、部員一人一人から練習に対する意見を聞くことで、理想的な練習メニューを作成しました。
他にも積極的にアドバイスを行うと同時に、コミュニケーションをとるようにしました。
その成果か部員からも「練習が楽しい」、「先輩のおかげで上手くなれました」と言ってもらえました。
この経験を通してコミュニケーションの重要性も理解することができました。
~ワンポイント添削~
とてもよい経験をされてきています。
テニスを楽しく、かつ成長できるようなメニューを考え、取り組んでもらう中で、難しいことはなかったですか?
全てが順調に進みましたか?
恐らくいろいろな気苦労や、工夫したことがあったはずです。
そのあたりが一番の自己PRのポイントになります。
そのような経験を越えての学びの中に、あなたの長所が発揮されていると思いますので、そのあたりのエピソードも入れてみて下さい。
テニス経験の自己PR例文2
周囲を巻き込んで新たな試みに挑戦する力があります。
所属しているテニスサークルでは、以前から他のテニスサークとの仲が疎遠でした。
サークル間で交流することで多くの学生を楽しませたいと思い、各サークルの代表を招集し、交流試合を提案しました。
私の呼びかけで普段利用している旅行代理店にスポンサーについてもらい、5つのサークルで大会をやり遂げることで、150名の学生から好評をもらえました。
この大会を期に現在も3か月に1度交流会を行っています。
私は自分が携わった仕事によって関わった人に感動を与えることで喜びを感じます。
そして、そのために周囲に呼びかけ、主体的に実行する力があると自負しています。
~ワンポイント添削~
エピソードがとてもよいですね。
もっと詳しく聞きたいのは、旅行代理店がスポンサーとしていくら出資して頂いたのか。
旅行代理店がスポンサーになるほどのメリットがどこにあったのかが文面からはよくわかりません。
その大会を実施する上で大変だったこと、またそこから何を学んだのか。
大会の内容でどのような工夫をしたのか等、そのあたりをもっと突っ込んで聞きたいですね。
テニス経験の自己PR例文3
【縁の下の力持ちで貢献】
私には、組織を下からサポートする力があります。
所属するテニスサークルで、他の人が手の回らない仕事を率先してこなし、サークルを支えました。
わたしは、副会長として、サークルのメンバーが快適にテニスができる環境づくりを目指していました。 そこで目をつけたのが、前年度何度か良い状態のボールが不足したという反省点です。
ボールの管理は今まで誰も行っていなかったので、私が自ら率先し、ボールの管理を徹底しました。
具体的には、練習後のボールの個数を毎回チェックし、ノートに書き込み、ボールの個数を管理しました。
また、ボールの空圧状態も一つずつ手で確認しました。
ボールが少なくなってきたら、すぐに買出しに出かけましたが、その際にも、初心者の多いサークルのことを配慮し、ボールについても研究しました。
常に、最高のボール状態をキープできるよう努めました。
その結果、私たちの代では、良いボールが不足するという事態が起こることは一度もありませんでした。
また先輩方からは、「縁の下の力持ちだね!」と言っていただくことができました。
わたしは、メンバーが快適な環境でのびのびとテニスする姿に、達成感を感じました。
この経験から、人々の活動の支えとなって動くことにやりがいを感じるようになり、そのために自ら、考え動くことができるようになりました。
~ワンポイント添削~
素晴らしい経験をされています。
問題意識を持って、自らそれを解決するために率先して行動して行かれたことは、とても評価されると思います。
このエピソードをベースに今後深めていきたい点は、サークルを支えていく活動をする中で、あなたの考えを皆が全面的に理解してくれて、協力して頂けましたか?
色々な考え方の人が集まると、それがたとえ良い提案であっても、やはり皆がそれに賛同して、協力してくれるのは難しいと思います。
そんなときにどのように皆を説得して、協力してもらえるように運びましたか。
何か良いアイデアを閃いて、それを自分だけが実践してできることなら良いのですが、 他の周りの人たちにも協力して頂く必要のあることが多いと思います。
そんな経験があれば、それはさらに自己PRを洗練させていくエピソードになります。
テニス経験の自己PR例文4
【リーダーシップを発揮したテニス部】
人の心を動かす「リーダーシップ」が私の強みです。
所属していた硬式テニス部は平日毎日練習が行われ、サークル感覚で入部した人が退部することは少なくありませんでした。
先輩から部長に任命された私はこの状況を打開すべく、「楽しみながら向上する」というスローガンを掲げ、それに従い行動しました。
まず技術の向上とともに、様々な練習法が学べると考え、テニススクールに通いました。
そして、それを部活で応用し、また、必要以上に声を張り上げて部を活気づかせ、部員が部活を楽しい、テニスが好きだと思えるようにしました。
この結果、引退まで一人も欠けることなく「先輩がいたから辞めずに続けてこられました。」と部員が言ってくれました。
そして、引退前の夏の大会では団体戦準優勝という成績を残すことができました。
~ワンポイント添削~
「先輩から部長に任命」というのは特に自己PRになる要素ではないので、敢えて書かない方がいいです。
「部長として・・・」とさらっと書いておきましょう。
「必要以上に」というと、何か意味もなくというイメージがありますので、 少し表現を変えた方がいいですね。
今後、このエピソードからさらにインパクトのある自己PRとして展開するには、 「リーダーシップをどのように発揮したか」という点にフォーカスして話すことです。
人と人との中で、自分の考えを進めていく上で必ず何かしらの摩擦が起きたはずです。
その時にどのようにそれを乗り越えていったのか。
そこにポイントをおいて自己PRを展開させるとさらに良くなると思います。