【学生時代頑張ったこと】短期留学経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。
短期留学経験の自己PR例文1
「準備役を完璧にこなします。」
私は何か行動を起こすときは、事前に徹底的に下調べをします。
カナダへ短期留学した時、友人たちとニューヨークへ行くことになりました。
私は情報誌やインターネットで可能な限りの情報を早急に収集し、皆の意見も聞いて回りました。
費用、時間の面で最も効率的なコースを考え、起こりうる問題への対処法も考えました。
実際、問題が起き、対処もできました。
充実した旅となったことで皆から感謝され、嬉しく思いました。
~ワンポイント添削~
「準備役」という表現は自己PRの長所としては、消極的なイメージを受けます。
「事前に徹底的に下調べをする」ということを長所として、表現してみる方がいいですね。
自己PRのエピソードとしては、できるだけ長期的に取り組んでいたことを話す方がいいので、旅行の時のことよりも、短期留学を通して、何か身に付けたことや、頑張ったことなどを話すとより良いです。
できるだけエピソードは長期的に長所を発揮してきたことの方が、説得力があります。
短期留学経験の自己PR例文2
イギリスへの短期語学研修
前向きに目標達成のために頑張ることができます。
大学2年の夏に1ヵ月間のイギリスへの短期語学研修に行きました。
イギリスでの生活を通して実践的な英語を学び、上達させたいと思い研修に参加しました。
そのうちの1週間は老人ホームでボランティア活動をしました。
高齢者の多くが耳の悪い人でしたので、話を聞き取ってもらえませんでした。
まったく会話にならずに高齢者との間に気まずい沈黙が続きました。
しかし、なんとかして高齢者と会話をして英語を上達させたいと思いました。
そこで、耳元でゆっくりと大きな声で話し、それでも駄目なときはメモに書いて見せることにしました。
この方法により、私の言いたいことを理解してもらえるようになりました。
嬉しそうに息子のことを話していたおばあさんの笑顔がとても印象に残っています。
予想以上に会話も弾み、楽しくボランティア活動ができ、英語も上達させることができ、あきらめずやり方や角度を変え行う事の大切さを知りました。
~ワンポイント添削~
最初に長所を書かれているのはとてもよいです。
ただ、「前向きに目標達成のために頑張ることができます。」というのでは、インパクトに欠けます。
もう少しその後の展開を知りたくなるように表現を考えて見てください。
自己PRは人に読んで頂くものなので、読みたくなるように表現を工夫することもとても大切です。
同じ文章でも表現を変えただけで、印象が大きく変わりますよ。
そのあたりを意識してみてください。
短期留学経験の自己PR例文3
【強い向上心と行動力を武器に海外へ短期留学】
私の強みは強い向上心と行動力です。
大学から英会話教室に通い始めましたが、さらなる語学力の向上と、国際交流の輪を広げるため、2年生の春休みに海外へ短期留学に挑戦しました。
そこでは日本語を決して話さないと決めましたが、学校には日本人が多く、学校を出た瞬間日本語で話しかけてくる等、困難な状況にありました。
しかし、周りと同じように行動していては成長できないと考え、自分の意志を強く持ち、日本語で話しかけられても英語で返し、外国人と行動を共にしました。
また、授業開始の40分前には学校に着き、入口に立って一人ひとりに挨拶をし、積極的に働きかけることで交流の機会を増やしました。
その結果、体全体が英語を話す環境に適応し、世界中に友達が50人できました。
周りの日本人からは「常に熱心で、こっちもやる気が出る」と評価され、次第に周りも英語のみを話すようになり、自分の行動力が他人を巻き込むことにも繋がりました。