ゼミでの学業経験の新卒向け自己PR例文集

【学生時代頑張ったこと】ゼミでの学業経験のエピソードから自己PRにつなげた例文をご紹介し、ワンポイント添削しています。

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ゼミでの学業経験の自己PR例文1

【ゼミでの月1回の研究発表に向けて努力】

「高い壁を乗り越えるための努力を怠りません。」

ゼミの配属が希望通りにいかず、コースの中で最も厳しいゼミになりました。
しかし逆に自分に力をつけるチャンスだと考えました。

月1回の研究発表では、目に見える成果を残すことを目標としました。

「ログインシステムを完成させる」という目標を掲げたときは、うまく作動しないプログラムを前に投げだしたくなりました。

毎日数時間パソコンと格闘し、完成した時は何物にも変えがたい達成感を味わうことができました。

今ではゼミが楽しくなり、ゼミの中でも大きな研究の一端を担っています。
この経験から努力する楽しさを学びました。

今は、卒業研究という更に高い壁を登る努力をしています。
高い壁を乗り越えるための努力を怠りません。

~ワンポイント添削~

1行目に長所をきっちりと書けていますね、素晴らしいです。
ただもう少しインパクトがほしいです。

 同じような意味合いをもう少し聞き手に残る表現を考えてみてはいかがでしょうか。

最初の希望は、今のゼミより厳しくないゼミを希望していたということは自己PRにはなりませんので、あえて書かない方が良いです。

 最初の長所と矛盾していると考えられる可能性がありそうです。

 「ログインシステム」を完成させる中で、大変だったことや気づいた事などをもっと盛り込むといいですね。

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ゼミでの学業経験の自己PR例文2

【ゼミの発表を工夫して優秀賞】

「足りないものに気付き、すぐ改善します。」

私のゼミは5、6人のチームをつくり、指定の本を読んで内容をまとめて毎週、順番に発表するといったものでした。

初めのうちはただ指定の本を読んで簡単にまとめて発表していました。

しかし、それだけでは内容が薄いし、聞いている人に詳しく内容が伝わらないのではないか、と感じました。

そこで、指定の本以外の関連した本を何冊か図書館で借りてきて読むことを提案し、実行しました。

また、より多く集まれるようにみんなに積極的に声をかけ、集まる回数を増やしました。

そして、その内容を発表に加え、発表の時に出てくる専門用語の解説などを入れていき、詳しく、わかりやすい内容にして、発表しました。

結果、先生にも「内容もしっかりしていて、良かったよ」という言葉をもらいました。

そして私のチームは一番良い発表をしたチームに贈られる「優秀賞」をもらうことが出来ました。

~ワンポイント添削~

このゼミでの発表改善をあなた自身がリーダーシップを発揮していたというものが文面からは伝わってきません。

チームの流れの中で、自然と改善されていったという出来事ならば、あなた個人の自己PRとしては弱いです。

自己PRはやはり人生で一番のクライマックスを書かないといけません。

文章としては具体的でまとまって書けていると思います。

しかし、あなたの長所の何をアピールしたいのかがエピソードの中から感じられません。

自己PRでアピールしたい長所をしっかりと絞って、それを証明するような具体例を盛り込んでいきましょう。

そうすることで、文章に抑揚がついて説得力を増すと思います。

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ゼミでの学業経験の自己PR例文3

【ゼミ・社会保障論のテストに全力投球】

努力をした分だけ喜びあり~全力投球で連覇達成~

私が所属しているゼミでは年に2回、専門分野である社会保障論のテストがあります。

 範囲は教科書200ページ分。最初に受けたテストは50点満点中、16点と散々な結果でした。

『自分の強い意思で入ったゼミなのに、この結果は良くない!もっと上を目指さなくては!』

こう思った私は1年後までに7年分の過去問を5回解くことを決意したのです。

今まで何に関しても自信がなく、1位という目標すら持てなかった私。

しかし、今回は自分に自信をつけるためにも、1位という高い目標を持つことにしました。

【1年後】46点を獲得し、30人中、見事1位に輝きました。
自信を得た私は、連覇達成に向け、過去問を解き続けました。

そして、その目標を達成したのです。

答案を返却され、順位を発表された時の喜びは今でも鮮明に覚えています。
連覇を達成できたのは、向上心を持ち、努力を惜しまなかったからです。

~ワンポイント添削~

文章の流れとしての起承転結はとてもよく書けています。

後はこのエピソードがいかに特筆すべき結果を出したことなのかをもっと伝わるように書かなくてはいけません。

あなたのゼミはどのような客観的な評価があるゼミなのか、またそのゼミのテストはどのような位置づけや難易度のものなのか。

そのあたりが掴めないと、そのテストでよい結果を出せたことがどれだけすごいのかが伝わってきません。

通常、ゼミでテストがあるというのは珍しいですよね?

何か特徴的なゼミだったのではないでしょうか。

今までの学生生活でテストは何度もあったと思うのですが、そのテストはあなたの人生にとって初めて「1位を目指す」という目標を持てたぐらい大きな意味のあるテストだったのですよね。

そのあたりも含めて書くと、説得力が増します。

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ゼミでの学業経験の自己PR例文4

【ディスカッションリーダーの経験から】

私の強みは、物事を的確に分析し、そしてその改善策を提案できることです。

私のゼミでは月に一回その月に扱ってきた英文学作品の解釈について班で討論をします。

その中で私は、ディスカッションリーダーという皆の意見をまとめて発表する役職に就いています。

最初は私の班の討論はうまく進みませんでした。

その理由を考えたところ、一ヶ月間学んだ作品なので、個人の意見は確立されており、皆自分の意見に固執しがちになっていることがわかりました。

そこで一人ひとりそれぞれの解釈の仕方で英文を一度皆で読んでみるという方法を提案したところ、私も含め皆が他の人の意見を取り組もうとする姿勢が見えるようになり、いい討論ができるようになりました。

その結果、私の班の意見は広い視野で捉えられているという評価をいつも貰えます。社会人になってからも、現状の問題点は何であるのかを常に分析し、どんどん改善策を提案していきたいと思っています。

~ワンポイント添削~

自己PRの文中に、「私は」は省きましょう。
その方がテンポがよくなります。

 文章展開はとてもスムーズに書いていると思います。

もう少し、具体的に書いていきたいのは、「いい討論」とはどのような討論なのかをあなたなりの観点で書いてみて下さい。

あと、長所を活かした結果として、「広い視野で捉えられている」という評価を得たとの事ですが、もう少し具体的な表現でわかりやすくしたいですね。

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ゼミでの学業経験の自己PR例文5

【プレゼンテーション大会で最高のパフォーマンス】

プロダクトマネジメント研究のゼミにおいて、“陶器ケーキカップ開発”に取り組んだ。

『本当に消費者が求めるモノを作る!』を目標に、友人・知人412名に対し写メール調査をはじめ、とにかく自分たちの足で稼ぐことにこだわった。

ケーキ屋さん17店舗訪問し、ターゲットを女子大学生と幼稚園児の子をもつ主婦と定め、両者にアンケートを計575名に実施した。

その結果、岐阜の陶器メーカーで提案したものが商品化されることになった。

また、このテーマで日経○○主催のプレゼンテーション大会(118チーム出場)に挑み、私は人前に立つ苦手意識を克服するためプレゼンターに立候補した。

不安とプレッシャーでいっぱいだったが、最高のパフォーマンスがしたいと

①ビデオカメラでの自身のチェック

②学校にいる教授を見つけてはアドバイスをもらうといったことを繰り返した。

その結果、本番では審査員の方から『これが本当のプレゼンテーションというもの。皆さんも見本にして下さい。』とお褒めの言葉を頂き、度胸がつき自信にもつながった。

~ワンポイント添削~

とてもインパクトのある貴重な体験をされていますね。

特に大きな修正箇所はないです。

あとは面接でいろいろと聞かれる時に、アピールにつながるようにエピソードを用意しておくことです。

例えば「575名にアンケートするのは大変だったでしょう?」などと聞かれたら、どのようにアピールに繋げるか。

そのあたりの事前に考えておくといいですね。

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